まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

11月読んだ本まとめ

11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2324
ナイス数:101

徳川家康(6) 燃える土の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(6) 燃える土の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.271 兵を動かす以上は必勝の備えで動かせ(信玄) p.288 殺すものは殺される。生かすものは生かされる p.295 神はみずから助くるものを助くるのである。運命などいかなる場合にも試して良いものではなかった。絶えざる用意、絶えざる精進、堪忍に堪忍を重ねて、ただそれに徹する以外に道はなかったのだ
読了日:11月05日 著者:山岡 荘八
徳川家康(7) 颶風の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(7) 颶風の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.142 家康の観察によれば、古来から現在まで戦に負けた方が滅んでゆくのは当然ながら勝った方もまた遠からず破滅を掴み取っているのであった。勝利と有頂天とは避けがたい人間の習癖らしい。 P.153 堪忍ほど我が身を守ってくれる楯はない。誰にも出来る堪忍のことではない。誰にも出来ないほどの堪忍をじっと育ててゆかねばならぬ。
読了日:11月05日 著者:山岡 荘八
徳川家康(8) 心火の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(8) 心火の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.151 人間にはおよそ四つの面があり、その二つは欠点。あと二つが美点であれば上々の人間で、欠点三に美点一のものが多いが、一の美点もない人間も存在せず、それは対者が発見の努力を怠っている。人と人との争いはその欠点の衝突に始まり、人と人との和合は美点のふれ合うところに生まれる。 p.271 人を動かしたと言うことと頼れると言うことは別物。動かされた人が動かされた事に悦びを感ずるとは限るまい。 p.402 武という文字は戈を止めると書いてる。自分の下で安らかに暮らすものが多ければ、行く末は我が勝利。
読了日:11月05日 著者:山岡 荘八
徳川家康(9) 碧雲の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(9) 碧雲の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.340 自己主張を持ったものを戦国武士の中では「骨ある者」とし、立派な「男」として賛美した p.343 理を説き、利を与えて動く者はいささかも怖くはない。が、その何れも取ろうとせず、遮二無二意地を貫こうとする者ほど厄介なものが又とあろうか p.351 人それぞれが思想と行動に規準を持ち得ず、右往左往する時代を乱世という。乱世の人間の自己主張はいつも悲しい意地比べに落ちてゆく。
読了日:11月14日 著者:山岡 荘八
思い出が消えないうちに思い出が消えないうちに感想
シリーズ3作目、映画も見たし、もうお腹いっぱいと思いながらも読むとまぁうるっときます。一期一会、一所懸命って事かなぁ。
読了日:11月21日 著者:川口俊和

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