8月読んだ本まとめ
8月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1629
ナイス数:128
敵の名は、宮本武蔵の感想
この作家の短編のつなげ方には「宇喜多の捨て嫁」で驚かされたが本作でもらしさが出てますね。ただ、少しアクが強くて飽き易さに繋がるのかも。
読了日:08月01日 著者:木下 昌輝
あとは野となれ大和撫子の感想
全編を通して芝居じみた描写にしっくりこず…。最後まで読み流す感じでした。バタフライ効果については考えされられたけど、それも何か尻すぼみでした。
読了日:08月14日 著者:宮内 悠介
月の満ち欠けの感想
描写は嫌いじゃない。好感が持てる。だけど、人、時間、場面の移り変わりが激しすぎて気が散ってしまった。もうちょっとで自分の中ではいい塩梅になりそうな物語だった気がするので、ちょっと残念な読後感。
読了日:08月19日 著者:佐藤 正午
絶叫 (光文社文庫)の感想
どこまでも落ちてゆく主人公、主人公の死の真相をおう刑事の自身への追い込み方、どちらも息苦しく閉塞感が強い。二人と近い年の自分としては、他人事として読むのが難しかった。ミステリーとしては良いが、爽快感はゼロ。
読了日:08月31日 著者:葉真中 顕
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