まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

1月読んだ本まとめ

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1500ページ
ナイス数:151ナイス

すべてがFになる (講談社文庫)すべてがFになる (講談社文庫)感想
セリフ、言い回しに印象的な物が多いと感じたが、ストーリー自体はもう少しまとめられなかったのかと。ミステリーだからヒントと考えたとしても、どうも肩透かしをくらった気分。いや、凡人の自分に天才の感性に共感できないだけかな。
読了日:1月12日 著者:森博嗣
また、桜の国でまた、桜の国で感想
ポーランドのことも戦争のことも、自分は何も知らないんだなと。人として誇りを持って死にたいなんて、自身の日常では考えるシーンが無い。悲劇に襲われる民衆の心理、この本を読んでもまだ物語だと捉えたい自分は平和ボケが酷い。どこかでしっぺ返しが来るのかもな。
読了日:1月21日 著者:須賀しのぶ
みかづきみかづき感想
読んで良かった一冊です。戦中から現代までの教育、その中で奮闘する大島家の人々が描かれた長編モノ。冒頭の印象深いフレーズから楽しく読み進めた。中盤のちょっと引いてしまったがむしゃら展開は、終盤の大円団に繋がるのだと思っていたが、予想を超えた素敵なまとまり。「みかづき」の由来に触れられたシーンも良かったですね。爽やかな読後感です。
読了日:1月29日 著者:森絵都

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