まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

8月読んだ本まとめ

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1816ページ
ナイス数:248ナイス

オレたちバブル入行組 (文春文庫)オレたちバブル入行組 (文春文庫)感想
これを読んでスッキリするって自分にはない感覚。意地、面子ばかりが目立ってなかなか登場人物に寄り添えない。
読了日:8月6日 著者:池井戸潤
村上海賊の娘(二) (新潮文庫)村上海賊の娘(二) (新潮文庫)感想
2巻に入り大体の登場人物が出そろった感じでようやく物語に集中できるようになりました。ヒロイン景の短慮さには少しあきれるが、今後への伏線なのかな。しかし、戦国時代はヒトの生き死にが軽すぎる。これを活劇として楽しむのに抵抗を覚える今日この頃です。
読了日:8月12日 著者:和田竜
村上海賊の娘(三) (新潮文庫)村上海賊の娘(三) (新潮文庫)感想
この物語にどうもハマらず3巻まで読了。残り1巻を前に鬼手の種明かし、景を含めた登場人物たちの駆け引き、葛藤が見渡せるようになってきて読みやすくなった。しかし、クドイがどうもハマらないのであった。
読了日:8月16日 著者:和田竜
海の見える理髪店海の見える理髪店感想
離れてしまった家族を思う切ない短編集。しかし、ちょっと芝居がかっている感が強く素直に共感できない自分がいます。
読了日:8月21日 著者:荻原浩
コンビニ人間コンビニ人間感想
コンビニの音という描写が印象深い。個性と協調性の狭間で葛藤する主人公の物語と捉えたが、他人事とは思えず怖さも感じつつ読み進めた。
読了日:8月21日 著者:村田沙耶香
村上海賊の娘(四) (新潮文庫)村上海賊の娘(四) (新潮文庫)感想
史料からの引用に最後までテンポを合わせ切れず、読後の爽快感は得られなかった。巻末の山内譲さんの解説を読むことで少し腑に落ちた。もともと尾道が好きなので、そこからしまなみ海道に足を伸ばして村上海賊たちが見た景色を眺める旅がしたい。また、和田竜の別の作品も機会があれば手に取ろうと思う。
読了日:8月24日 著者:和田竜

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