まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

5月読んだ本まとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1369
ナイス数:217

新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)感想
明治初期、激動の時代を生きる主人公たち。確かに激動だけど、現世を生きる我々も結構激動なのかも。あとで振り返るとドラマチック補正が入るような感じ? 文句じゃなくて、ロマン感じて惚けるだけじゃなくて、とにかく前向きに頑張らなあかんぞ、俺。と
読了日:05月20日 著者:司馬 遼太郎
彼女は頭が悪いから彼女は頭が悪いから感想
5人の男たちの傲慢さを避難することは簡単だ。しかし、優位な立場の人って自身が優位だって思わない「勘違い」な謙虚さを持っている。それは自分も含め誰もが当てはまるんだろうし、こう書いてはいても無自覚な点があると思うとなんとも言えない気持ち悪さが込み上がる。これは衝撃の一冊だ。 加害者側と被害者側双方にいる同姓同名の女性の対立の心理描写が少し歩み寄ったと感じるエピローグ直前が唯一の救いどころか。
読了日:05月12日 著者:姫野 カオルコ
第160回直木賞受賞 宝島第160回直木賞受賞 宝島感想
直木賞に選んでくれたことを感謝したい。学校で習う日本近代史でこの熱量は感じなかった。授業がどうこうじゃなく、自身の洞察力の問題だ。けど、何が必要なんだろうな。いろんな感情が交錯して簡単に感想を言えない一冊。
読了日:05月04日 著者:真藤 順丈

読書メーター

4月読んだ本まとめ

4月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1616
ナイス数:337

ひとつむぎの手ひとつむぎの手感想
終盤はちょっと都合が良すぎるというか、主人公無双がすぎる感がある。しかし、研修医3人とのやり取りはなかなか熱いものがあった。主人公のように『一「所」懸命』な生き方をする人が真っ当に評価される世の中であって欲しい。
読了日:04月03日 著者:知念 実希人
続 横道世之介続 横道世之介感想
世之介を思い出しながら頁をめくる。そう、こんな奴だった。切なさとほろ苦さを感じながらも、今を生きるためを少し勇気をもらった。続編にあまり気が進まなかったが、読んでみたら良かった一冊だ。
読了日:04月11日 著者:吉田 修一
ノースライトノースライト感想
この作家らしい構成。私は好きですが、本作は登場する女性の描かれ方に男の都合を押し付けすぎかなぁと思う点も。
読了日:04月17日 著者:横山 秀夫
本と鍵の季節本と鍵の季節感想
後ろ2編で主人公たちの人物像に深みというか立体感がぐわっとキタ。しかし、読後の自分の気持ちをどう捉えれば良いのか悩ましい。この作家は面白い。
読了日:04月23日 著者:米澤 穂信
あひる (角川文庫)あひる (角川文庫)感想
このボリュームでよくぞここまでモヤモヤさせる。褒め言葉です。言葉が洗練されているのだと感心する。
読了日:04月24日 著者:今村 夏子

読書メーター

3月読んだ本まとめ

3月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1671
ナイス数:351

火のないところに煙は火のないところに煙は感想
ホラー小説は滅多に読まないのですが、本屋大賞ノミネートということで手に取りました。丁寧な趣のある描写をする作家さんで、本作も読み応えがありました。1話の「染み」でゾワっときて、最終話でもヤラレました。この手の話が好きな方には良いのでは。結構怖かったので本屋大賞ノミネート本読破な人にはどうでしょうねぇ。
読了日:03月31日 著者:芦沢 央
愛なき世界 (単行本)愛なき世界 (単行本)感想
この著者らしい多様性に寛容になれる物語。松田教授の友達の話は涙を誘う。色々な世界を上手いこと覗かせてくれますね。
読了日:03月29日 著者:三浦 しをん
ベルリンは晴れているか (単行本)ベルリンは晴れているか (単行本)感想
全編を通し多くの人に寄り添った丁寧な描写だ。そのため、特定の誰かに肩入れして共感するのが難しく読後感も重く晴れない。終盤のジギの手紙にあった船の例えが絶妙。ドイツがなぜ移民受け入れに寛容なのか、この本を通して理解が深まった感がある。ベルリンは晴れているか? 今我々が乗っている船は一体どこへ。自分は乗り続けるのか。
読了日:03月16日 著者:深緑 野分
熱帯熱帯感想
物語のマトリョーシカ。風呂敷も手品かと思うような素早さで畳まれた。
読了日:03月05日 著者:森見 登美彦

読書メーター

2月読んだ本まとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1292
ナイス数:374

フーガはユーガフーガはユーガ感想
ハードなテーマを織り交ぜながらもテンポよくまとめるエンタメ文芸の第一人者的なイメージを持つ作家さんだったけど、今回はちょっと物足りなかったなぁ。
読了日:02月20日 著者:伊坂 幸太郎
ある男ある男感想
大海原をいろんな船に乗り変えながらあてのない漂流を続けるような物語。気が重たくなる話題が多かったけど、最後の母子の会話が泣ける。読書って良いよね。視野が広くなった気にさせてくれる一冊。
読了日:02月14日 著者:平野 啓一郎
ひとひと感想
主人公の境遇のせいか、読んでる最中はずっと涙もろい状態だった。主人公に幸あれ!と応援したくなる読後感でヒトに薦めたい一冊。 しかし、誠実で素直な主人公の視点から見た嫌だと感じる人って自分自身だなぁと…。これからでも遅くないと信じて改めたい。
読了日:02月06日 著者:小野寺 史宜
生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)生きてさえいれば (文芸社文庫NEO)感想
生きてさえいれば、ですよね。辛い時ってなかなかこの境地に立てないのだろうけど。。。
読了日:02月04日 著者:小坂 流加

読書メーター

1月読んだ本まとめ

1月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1259
ナイス数:119

トラペジウムトラペジウム感想
評判良さそうだったので読みました。描写やセリフがお洒落ですね。終盤が駆け足すぎたのはちょっと残念。
読了日:01月29日 著者:高山 一実
徳川家康(12) 華厳の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(12) 華厳の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.137 人生は在る意味ではおびえあった人間同士の対立で勝利者とはその怯えを見せぬもの謂であった p.415 少しでもおごりを尽くしていると思うと、いつかそれが心の負い目となって大きな自信を失っていく
読了日:01月18日 著者:山岡 荘八
希望荘 (文春文庫 み 17-14)希望荘 (文春文庫 み 17-14)感想
シリーズ物っぽいなと読んでいる途中で気づきましたが、前作知らなくても楽しめました。311とそこから数ヶ月の描写は当時の自身も振り返るきっかけとなり感慨深い。これまであまり読まない作家さんだったけど、このシリーズには興味が湧きそうです。
読了日:01月05日 著者:宮部 みゆき

読書メーター

12月読んだ本まとめ

12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2139
ナイス数:147

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術感想
伝えたい言葉はあるか。わが存在をかけてこのプレゼンをする。動いてもらってなんぼ。正しいことを言うだけでは、相手は動かない。根回しだってアフターフォローだって必要ならばやる。相手が動くためにできることをすべてやりきる。そのための時間を惜しまない。1分に凝縮させる果てない熱意が大切なんだな。想いを感じる一冊。
読了日:12月17日 著者:伊藤 羊一
徳川家康(10) 無相門の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(10) 無相門の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.211 いかに戦が日常茶飯事のごとく繰り返されている時代であるとは言え、いざ合戦となるとそれはその度に生命に関わることなのだ。それだけに作戦評定の最後はいつも煽動の巧拙にかかって来る。何彼と言えば幸先が良いとか縁起が良いとかもう勝ったとか様々な事象を捉えて、それを暗示とし臆する心を封じてゆく。 p.295 片がつくと仕事がなくなる。人間じっとしているのは辛いもの。 p.377 真に天下を扱うほどの者ならば目の前の人を相手にすべきでない。天を相手にすべき。
読了日:12月17日 著者:山岡 荘八
徳川家康(11) (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(11) (山岡荘八歴史文庫)感想
p.23 自分が怖ろしい時は、必ず相手も怖ろしいのだ。が、気性の優れた者はその怖ろしさを相手に見せぬ。それゆえ相手はこっちの怖さを見抜けず、これは自分よりもはるかに大胆な立派なものと思い込んで感心もし頼りにもする。我慢の強い者が早く怖さを知らぬ勝れた大将になる。 p.119 大将は敬われているようで、その実絶えず落ち度を探されている。恐れられているようで侮られ、親しまれているようで疎んじられ、好かれているようで憎まれている。家来は惚れさせねばらなぬ。心服とも言う。心服は事理を超えたところから生まれて来る。
読了日:12月17日 著者:山岡 荘八
信長の原理信長の原理感想
「光秀の定理」といい、今回も切り口が面白い。秀吉が光秀と信長の欠点として理屈にこだわりすぎるとし、勝機を見出そうとする記載があったのも頷ける。強い組織を追い求める信長に天道を提示するのは分かるけど少しあっさりすぎた感が…。「秀吉の…」「家康の…」とこの著者独特の切り口でシリーズ化、期待します。
読了日:12月28日 著者:垣根 涼介
道をひらく道をひらく感想
読むたびに印象に残る頁が変わるのは、その時々の自分が抱えている問題が関係しているのだろう。これからも折に触れて読み返したい一冊。
読了日:12月30日 著者:松下 幸之助

読書メーター

11月読んだ本まとめ

11月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2324
ナイス数:101

徳川家康(6) 燃える土の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(6) 燃える土の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.271 兵を動かす以上は必勝の備えで動かせ(信玄) p.288 殺すものは殺される。生かすものは生かされる p.295 神はみずから助くるものを助くるのである。運命などいかなる場合にも試して良いものではなかった。絶えざる用意、絶えざる精進、堪忍に堪忍を重ねて、ただそれに徹する以外に道はなかったのだ
読了日:11月05日 著者:山岡 荘八
徳川家康(7) 颶風の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(7) 颶風の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.142 家康の観察によれば、古来から現在まで戦に負けた方が滅んでゆくのは当然ながら勝った方もまた遠からず破滅を掴み取っているのであった。勝利と有頂天とは避けがたい人間の習癖らしい。 P.153 堪忍ほど我が身を守ってくれる楯はない。誰にも出来る堪忍のことではない。誰にも出来ないほどの堪忍をじっと育ててゆかねばならぬ。
読了日:11月05日 著者:山岡 荘八
徳川家康(8) 心火の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(8) 心火の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.151 人間にはおよそ四つの面があり、その二つは欠点。あと二つが美点であれば上々の人間で、欠点三に美点一のものが多いが、一の美点もない人間も存在せず、それは対者が発見の努力を怠っている。人と人との争いはその欠点の衝突に始まり、人と人との和合は美点のふれ合うところに生まれる。 p.271 人を動かしたと言うことと頼れると言うことは別物。動かされた人が動かされた事に悦びを感ずるとは限るまい。 p.402 武という文字は戈を止めると書いてる。自分の下で安らかに暮らすものが多ければ、行く末は我が勝利。
読了日:11月05日 著者:山岡 荘八
徳川家康(9) 碧雲の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(9) 碧雲の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.340 自己主張を持ったものを戦国武士の中では「骨ある者」とし、立派な「男」として賛美した p.343 理を説き、利を与えて動く者はいささかも怖くはない。が、その何れも取ろうとせず、遮二無二意地を貫こうとする者ほど厄介なものが又とあろうか p.351 人それぞれが思想と行動に規準を持ち得ず、右往左往する時代を乱世という。乱世の人間の自己主張はいつも悲しい意地比べに落ちてゆく。
読了日:11月14日 著者:山岡 荘八
思い出が消えないうちに思い出が消えないうちに感想
シリーズ3作目、映画も見たし、もうお腹いっぱいと思いながらも読むとまぁうるっときます。一期一会、一所懸命って事かなぁ。
読了日:11月21日 著者:川口俊和

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