まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

5月読んだ本まとめ

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:2430ページ
ナイス数:18ナイス

徳川家康(14) 明星またたくの巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(14) 明星またたくの巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
隋風改め天海と家康の対話、仏ではなく神になる心構えのエピソードはなるほど関心。秀吉の朝鮮出兵に至った経緯は諸説ありそうな雰囲気ですが、山岡荘八の人物描写は読み物として面白い出来になってると思います。
読了日:5月2日 著者:山岡荘八
徳川家康(15) 難波の夢の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(15) 難波の夢の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
殺生関白秀次の憐れ、役職が人を育てなかった扱い。ついに秀吉が亡くなるが寧々(北政所)、茶々(淀の方)、木の実ら女性陣が多く描かれた巻として印象に残った。秀吉の最期で家康は地に還る者の心がけについて考え始める。家康の心をどう描くのか、次巻も楽しみ。
読了日:5月6日 著者:山岡荘八
徳川家康(16) 日蝕月蝕の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(16) 日蝕月蝕の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
秀吉の死後、天下人の自覚を持って歩む家康。反徳川の石田三成。前田利家の意地、秀吉への思い、自身の最期。お袖(小女郎)によって三成の意地にもスポットライトがあたってますね。家康無双な巻ではありますが、秀吉の憐れな最期、利家の武士の意地を見せた最期、そしてもう少し先だけど、家康の最期をどう描くのか、また、その伏線が見え隠れしているのかな。
読了日:5月13日 著者:山岡荘八
徳川家康(17) 軍荼利の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(17) 軍荼利の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
いよいよ関ヶ原を迎える寸前まで。ガラシャの死、寧々の想い、鳥居元忠の最期など読みごたえがある。
読了日:5月21日 著者:山岡荘八
徳川家康(18) (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(18) (山岡荘八歴史文庫)感想
待ちに待った関ヶ原と思ったらアッサリ終わったなぁと。驕らない家康の勝って兜の緒を締める心構え、三成の心境変化、小袖の静かな最期に心を打たれる。淀の君、秀忠の今後の描かれ方が気になります。
読了日:5月27日 著者:山岡荘八

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