まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

12月読んだ本まとめ

12月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:2139
ナイス数:147

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術感想
伝えたい言葉はあるか。わが存在をかけてこのプレゼンをする。動いてもらってなんぼ。正しいことを言うだけでは、相手は動かない。根回しだってアフターフォローだって必要ならばやる。相手が動くためにできることをすべてやりきる。そのための時間を惜しまない。1分に凝縮させる果てない熱意が大切なんだな。想いを感じる一冊。
読了日:12月17日 著者:伊藤 羊一
徳川家康(10) 無相門の巻 (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(10) 無相門の巻 (山岡荘八歴史文庫)感想
p.211 いかに戦が日常茶飯事のごとく繰り返されている時代であるとは言え、いざ合戦となるとそれはその度に生命に関わることなのだ。それだけに作戦評定の最後はいつも煽動の巧拙にかかって来る。何彼と言えば幸先が良いとか縁起が良いとかもう勝ったとか様々な事象を捉えて、それを暗示とし臆する心を封じてゆく。 p.295 片がつくと仕事がなくなる。人間じっとしているのは辛いもの。 p.377 真に天下を扱うほどの者ならば目の前の人を相手にすべきでない。天を相手にすべき。
読了日:12月17日 著者:山岡 荘八
徳川家康(11) (山岡荘八歴史文庫)徳川家康(11) (山岡荘八歴史文庫)感想
p.23 自分が怖ろしい時は、必ず相手も怖ろしいのだ。が、気性の優れた者はその怖ろしさを相手に見せぬ。それゆえ相手はこっちの怖さを見抜けず、これは自分よりもはるかに大胆な立派なものと思い込んで感心もし頼りにもする。我慢の強い者が早く怖さを知らぬ勝れた大将になる。 p.119 大将は敬われているようで、その実絶えず落ち度を探されている。恐れられているようで侮られ、親しまれているようで疎んじられ、好かれているようで憎まれている。家来は惚れさせねばらなぬ。心服とも言う。心服は事理を超えたところから生まれて来る。
読了日:12月17日 著者:山岡 荘八
信長の原理信長の原理感想
「光秀の定理」といい、今回も切り口が面白い。秀吉が光秀と信長の欠点として理屈にこだわりすぎるとし、勝機を見出そうとする記載があったのも頷ける。強い組織を追い求める信長に天道を提示するのは分かるけど少しあっさりすぎた感が…。「秀吉の…」「家康の…」とこの著者独特の切り口でシリーズ化、期待します。
読了日:12月28日 著者:垣根 涼介
道をひらく道をひらく感想
読むたびに印象に残る頁が変わるのは、その時々の自分が抱えている問題が関係しているのだろう。これからも折に触れて読み返したい一冊。
読了日:12月30日 著者:松下 幸之助

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