まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

読書

10月読んだ本まとめ

10月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1732ナイス数:53ムゲンのi(下)の感想本作はかなりファンタジー路線でした。自分の気持ちが荒んでいるのかどうも素直に物語を受け入れられないまま読み終えてしまいました。読了日:10月31日 著者:知念 …

8月読んだ本まとめ

8月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1797ナイス数:250平場の月の感想自分にも起こり得る境遇だったり、葛藤だったり。主人公たちを取り巻く人物もリアル。人が生きて死ぬってこういうことなのか。心が静かにざわついて、そのざわめきがなかな…

7月読んだ本まとめ

7月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:886ナイス数:226ノーサイド・ゲームの感想この著者にしては、トントン拍子だった感。読了日:07月08日 著者:池井戸 潤小説 天気の子 (角川文庫)の感想明日の映画公開前に読み終えました。あとがき、解説…

6月読んだ本まとめ

6月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:413ナイス数:46新装版 坂の上の雲 (2) (文春文庫)の感想p.230 人間の頭に上下などはない。要点をつかむという能力と不要不急のものはきりすてるという大胆さだけが問題だ。従って物事ができる、できぬとい…

5月読んだ本まとめ

5月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:1369ナイス数:217新装版 坂の上の雲 (1) (文春文庫)の感想明治初期、激動の時代を生きる主人公たち。確かに激動だけど、現世を生きる我々も結構激動なのかも。あとで振り返るとドラマチック補正が入るよう…

4月読んだ本まとめ

4月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1616ナイス数:337ひとつむぎの手の感想終盤はちょっと都合が良すぎるというか、主人公無双がすぎる感がある。しかし、研修医3人とのやり取りはなかなか熱いものがあった。主人公のように『一「所」懸命』…

3月読んだ本まとめ

3月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1671ナイス数:351火のないところに煙はの感想ホラー小説は滅多に読まないのですが、本屋大賞ノミネートということで手に取りました。丁寧な趣のある描写をする作家さんで、本作も読み応えがありました。1…

2月読んだ本まとめ

2月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1292ナイス数:374フーガはユーガの感想ハードなテーマを織り交ぜながらもテンポよくまとめるエンタメ文芸の第一人者的なイメージを持つ作家さんだったけど、今回はちょっと物足りなかったなぁ。読了日:02…

1月読んだ本まとめ

1月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:1259ナイス数:119トラペジウムの感想評判良さそうだったので読みました。描写やセリフがお洒落ですね。終盤が駆け足すぎたのはちょっと残念。読了日:01月29日 著者:高山 一実徳川家康(12) 華厳の巻 (山…

12月読んだ本まとめ

12月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:2139ナイス数:1471分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術の感想伝えたい言葉はあるか。わが存在をかけてこのプレゼンをする。動いてもらってなんぼ。正しいことを言うだけ…

11月読んだ本まとめ

11月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:2324ナイス数:101徳川家康(6) 燃える土の巻 (山岡荘八歴史文庫)の感想p.271 兵を動かす以上は必勝の備えで動かせ(信玄) p.288 殺すものは殺される。生かすものは生かされる p.295 神はみずから助くるも…

10月読んだ本まとめ

10月の読書メーター読んだ本の数:1読んだページ数:384ナイス数:107下町ロケット ヤタガラスの感想前編からモヤモヤを引っ張った割に爽快感はなかった。が、目先のビジネスではなく志をとったシーンは良かった。打算で大勢が決する事も少なくない現実社会…

9月読んだ本まとめ

9月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:1506ナイス数:58徳川家康(3) 朝露の巻 (山岡荘八歴史文庫)の感想p.52 雪斎「重荷が人をつくる。身軽足軽では人は出来ぬ。」 p.247 孫子「戦いを好むものは滅ぶ」 藤吉郎も登場。桶狭間を迎え、いよいよ物…

8月読んだ本まとめ

8月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2135ナイス数:174強く生きていくために あなたに伝えたいことの感想パラパラと流し読めますが、共感を覚えるメッセージが多くためになりました。自分の軸をどこに置くのか、バランス感覚とメリハリの重要…

7月読んだ本まとめ

7月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1339ナイス数:296真夜中の子供の感想中洲に育てられた少年の成長、少年に関わる中洲の人たち、様々な側面にスポットが当てられ、どこか現実味を感じる物語だった。少年の母親にも事情があるのだろうが、最…

6月読んだ本まとめ

6月の読書メーター読んだ本の数:9読んだページ数:3128ナイス数:313ファーストラヴの感想虐待と一言で片付けるにはあまりに色々なケースがあり、また、それに相対さないといけない人々の心情の描写に気が滅入ったし、対岸の火事では無いのかもと不安を覚え…

5月読んだ本まとめ

5月の読書メーター読んだ本の数:6読んだページ数:2605ナイス数:387雪冤 (角川文庫)の感想「死刑」「冤罪」をキーに登場人物が過去と向き合う描写、最後まで真相が掴めない緊張感のある展開は読み応え十分でした。読み終えちゃうとちょっと強引かとも…。 …

4月読んだ本まとめ

4月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1506ナイス数:226AI vs. 教科書が読めない子どもたちの感想計算機としての人工知能には限界がありながらも、今ある仕事の多くが人工知能で代行可能であると理解した。タイトルから子どもたちの学力を危惧…

3月読んだ本まとめ

3月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2156ナイス数:281たゆたえども沈まずの感想ゴッホや印象派と言われる画家に興味を持った。美術館に行く時には今までは異なる視点で楽しめそうだ。芸術家や日本を出て活躍する日本人の苦悩を感じさせてくれ…

2月読んだ本まとめ

2月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:1429ナイス数:279かがみの孤城の感想子供をもつ親、子供たちにも薦められる良い物語。主人公たちの葛藤は共感を覚えるし、救いの手を差し出したフリースクールの先生もよく考えらえていて感心しました。辻…

1月読んだ本まとめ

1月の読書メーター読んだ本の数:3読んだページ数:1234ナイス数:82銀河鉄道の父の感想どういった父親像が正解なのか、求められるのか。難題だと感じつつ読みました。父に対する賢治の心境は共感できる部分があります。政次郎は子宝に恵まれ大家族だったけ…

12月読んだ本まとめ

12月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1501ナイス数:134おらおらでひとりいぐもの感想馴染みのない東北弁だが本書によって親しみが持てた。自分が年を重ねた時、自身とどう向き合うのか、どんな環境になっているのか分からないことだらけだ。…

2017年読んだ本ベスト

2017年は53冊読みました。 その中で特に印象に残ったのはイノセント・デイズです。他の方々のレビューを見ても、読後感について語られている方が多かった印象です。主人公の人生というか、「生」に多くの方が執着したから、と言えるのでは。それはこの作品の…

11月読んだ本まとめ

11月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1362ナイス数:97僕はロボットごしの君に恋をするの感想全てが雛形通りの印象で白々しく感じてしまった。最後まで物語に入り込めなかった。何故だろう。読了日:11月02日 著者:山田悠介わたしを離さない…

10月読んだ本まとめ

10月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1268ナイス数:161氷菓 (角川文庫)の感想頁数の割に読み進めるのに時間がかかる印象の作家ですが、間合いというか表現が独特で楽しいひとときを過ごせます。近々映画が公開されますが、そもそも映像化しな…

9月読んだ本まとめ

9月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1533ナイス数:137光秀の定理 (角川文庫)の感想光秀を描く距離感がいい塩梅。愚息が最後に語る、時代の変化に対応出来ないと生き残れないが、機敏すぎるのも節操がない…は風刺が効いてますね。ビジネス書と…

8月読んだ本まとめ

8月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1629ナイス数:128敵の名は、宮本武蔵の感想この作家の短編のつなげ方には「宇喜多の捨て嫁」で驚かされたが本作でもらしさが出てますね。ただ、少しアクが強くて飽き易さに繋がるのかも。読了日:08月01日…

7月読んだ本まとめ

7月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2171ナイス数:186余命10年 (文芸社文庫 NEO こ 5-1)の感想入院中の主人公の感情の描き方に引き込まれました。入院をしたことのない自分には分からなかった感覚で、新鮮かつ、明日は我が身かとも…。主人公…

6月読んだ本まとめ

6月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1568ナイス数:121リバース (講談社文庫)の感想ドラマを見てから読みました。嫌いじゃない作家ですが、今回はしっくり来ませんでした。ドラマはお約束的な感じがありますが、優しい終わらせ方で、それはそ…

5月読んだ本まとめ

5月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:3299ナイス数:179青の炎 (角川文庫)の感想「瞋りの炎は際限なく燃え広がり、やがては自分自身をも焼き尽くす」事になる…、客観的、道徳的にはこれに尽きるんだろう。が、主人公の心理、特に犯罪を犯してか…