まこブログ

我が家の猫、読書、料理の話題を中心に投稿します。

5月読んだ本まとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:3299
ナイス数:179

青の炎 (角川文庫)青の炎 (角川文庫)感想
「瞋りの炎は際限なく燃え広がり、やがては自分自身をも焼き尽くす」事になる…、客観的、道徳的にはこれに尽きるんだろう。が、主人公の心理、特に犯罪を犯してからの描写は心に響いた。冒頭はいちいち「あだ名」や「作戦名」で言い換えられるのが面倒だったが、慣れると気になりませんでした。心がやんでる時ほど逆に読み時な一冊かも。
読了日:05月09日 著者:貴志 祐介
ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)ナオミとカナコ (幻冬舎文庫)感想
完全犯罪なんて、まあ難しいよね。 中国人の描き方が好意的ですね。不愉快さは無く面白い。 彼女たちの今後、関係者を考えると何も解決してない結末ですが、そこまでの展開はなかなかスリルと気味悪さが癖になって頁が進みました。
読了日:05月15日 著者:奥田 英朗
イノセント・デイズ (新潮文庫)イノセント・デイズ (新潮文庫)感想
久しぶりに心を揺さぶられた一冊。最後の辻村さんの解説まで読んでほしい。
読了日:05月18日 著者:早見 和真
スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
情報セキュリティの意識を高める一冊として読みました。ストーリーは好きになれない気持ち悪さがあったけど、最後に作者の良心を感じられて少しホッとしました。
読了日:05月22日 著者:志駕 晃
いのちの車窓からいのちの車窓から感想
雑誌を眺めるような感じで気楽に読みました。そんなとても楽な気持ちにさせる話題、文章です。今まで特に思わなかったんですが、特異な方で今後は、気にしていこうと思います。
読了日:05月23日 著者:星野 源
アキラとあきら (徳間文庫)アキラとあきら (徳間文庫)感想
主人公の幼少から成人時代まで大河ドラマのように描かれ、飽きることなく読み進められる。池井戸作品て言葉や展開がキツイ印象があるけど、これは行儀の良い方の物語。
読了日:05月29日 著者:池井戸潤
代償 (角川文庫)代償 (角川文庫)感想
かなり趣味の悪いムカムカする展開で、どこで底を打つのかが気になって一気に読んじゃった。読後感はそこまでじゃないけど、胸糞ミステリ好きにおすすめです。
読了日:05月31日 著者:伊岡 瞬

読書メーター

スタジオパークに行ってきた

NHKスタジオパークに行ってきました。

入場してすぐキッズワールドへ。

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ワンワン大好き。

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どーもくんも好きだったとは、知らなかった。

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しかし、一番好きなのは、食べること、ですかねー。

 

渋谷駅から行くならスタジオパーク直行バスが便利です。乗り場が少し分かりづらいですが、NHKスタジオパークと表示されているバスを待ちましょう。

交通アクセス | NHKスタジオパーク

 

 

子連れだと何かと準備したいですよね。

きっと参考になりますよ。

kira-bosi.com

onigiriface.com

 

4月読んだ本まとめ

4月の読書メーター
読んだ本の数:3
読んだページ数:1815
ナイス数:112

神様の裏の顔 (角川文庫)神様の裏の顔 (角川文庫)感想
評判が良かったので読んでみたけど、どうも好きになれませんでした。オチもなんかあると想像がつく感じで…。読まなくても良かったとまで思ったのは久しぶりだな。
読了日:04月30日 著者:藤崎 翔
騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編感想
喩や描写が誌的で読み物としてはなかなか面白かったかな。ファンタジー的な展開に傾いて、また戻ってきて、結果どんな結末を迎えるのかと思ったら思いのほか静かでした。
読了日:04月24日 著者:村上 春樹
忍びの国 (新潮文庫)忍びの国 (新潮文庫)感想
和田竜はどうも合わないようですが、終盤は切なかった。
読了日:04月04日 著者:和田 竜

読書メーター

3月読んだ本まとめ

3月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1508
ナイス数:270

夜行夜行感想
私が勝手に作っていた森見ワールドを取っ払われた作品。ちょっとホラーで不思議なファンタジー。
読了日:03月07日 著者:森見 登美彦
ツバキ文具店ツバキ文具店感想
肩がこらず、気楽によめる話でした。代筆屋の主人公の仕事ぶりを画像を交えて触れているのですが、それが良いアクセントになってます。最後の10頁くらいのまとめ方が好きです。
読了日:03月10日 著者:小川 糸
この嘘がばれないうちにこの嘘がばれないうちに感想
「残った者は幸せになっていい、いや、なってね」って優しいメッセージを感じます。流産した女性が登場するエピソードは特に印象に残りました。
読了日:03月16日 著者:川口俊和
桜風堂ものがたり桜風堂ものがたり感想
この本ほど本屋大賞向きな作品はないのかもって思いながら読んでました。あとがきを読んで納得です。書店員に迎合しているわけじゃないですが、優しいメッセージを感じますね。
読了日:03月20日 著者:村山 早紀
i(アイ)i(アイ)感想
主人公を通し、自分自身を見つける物語。西加奈子感が凄い。本タイトルとは関係ないと思うけど「I」が中絶または出産を意味する隠語だとつい最近初めて知りました。
読了日:03月24日 著者:西 加奈子

3年前から本屋大賞ノミネート本を全て読むようにしてますが、今年は接戦で自身のナンバーワンが決められません。いろんなジャンルがあって面白い年でした。

2月読んだ本まとめ

2017年2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1103ページ
ナイス数:91ナイス

蜜蜂と遠雷蜜蜂と遠雷感想
ピアノのコンクールに関連した人々の物語。予選から描かれているのため、たくさんの出演者と課題曲が登場する中、音楽を言葉でどう表現されるのか興味津々でした。そして、引き出しの多さに感心しました。が、終盤にもっと盛り上げて欲しかったなぁ。…まぁ少し物足りないぐらいなのがちょうど良い塩梅なのかもしれませんね。
読了日:2月28日 著者:恩田陸
サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福サピエンス全史(下)文明の構造と人類の幸福感想
乏しい知識によって作られた自身の先入観、固定観念が覆された感じ。しかし、人類の歴史って侵略の歴史ですね。
読了日:2月24日 著者:ユヴァル・ノア・ハラリ
サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福サピエンス全史(上)文明の構造と人類の幸福
読了日:2月7日 著者:ユヴァル・ノア・ハラリ

読書メーター

1月読んだ本まとめ

2017年1月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:1500ページ
ナイス数:151ナイス

すべてがFになる (講談社文庫)すべてがFになる (講談社文庫)感想
セリフ、言い回しに印象的な物が多いと感じたが、ストーリー自体はもう少しまとめられなかったのかと。ミステリーだからヒントと考えたとしても、どうも肩透かしをくらった気分。いや、凡人の自分に天才の感性に共感できないだけかな。
読了日:1月12日 著者:森博嗣
また、桜の国でまた、桜の国で感想
ポーランドのことも戦争のことも、自分は何も知らないんだなと。人として誇りを持って死にたいなんて、自身の日常では考えるシーンが無い。悲劇に襲われる民衆の心理、この本を読んでもまだ物語だと捉えたい自分は平和ボケが酷い。どこかでしっぺ返しが来るのかもな。
読了日:1月21日 著者:須賀しのぶ
みかづきみかづき感想
読んで良かった一冊です。戦中から現代までの教育、その中で奮闘する大島家の人々が描かれた長編モノ。冒頭の印象深いフレーズから楽しく読み進めた。中盤のちょっと引いてしまったがむしゃら展開は、終盤の大円団に繋がるのだと思っていたが、予想を超えた素敵なまとまり。「みかづき」の由来に触れられたシーンも良かったですね。爽やかな読後感です。
読了日:1月29日 著者:森絵都

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